当社請負開発における工程管理・品質管理は以下の方針に沿って行います。

工程管理

WBSでの進捗管理

各フェーズ毎に、成果物(ドキュメント、プログラム、テスト仕様書、マニュアル等)単位での進捗管理

プロジェクト進捗管理(会議体)
会議種類開催頻度参加者目的
プロジェクト進捗会議1回/月お客様、当社代表、PM、PLプロジェクト進捗状況の確認。
問題点、トラブル解決、課題等の認識共有。
工程移行判定各工程完了時お客様、当社代表、品質管理者、PM、PL設計/製造/テスト工程完了時の会議。工程終了判定、残課題の整理、次工程申し送り事項の確認。
進捗会毎日PL、TL、メンバー作業内容の確認ミーティング
品質管理方針
定量評価レビュー密度・指摘数、テスト密度・バグ発生件数 を基準として設けた指標値の範囲内であるかを判定。
例)○○システムのバグ発生件数は49件/Kstepであり、目標値である12件/Kstep(上限:15件/Kstep、下限:10件/Kstep)の約3.2倍の件数が検出された。
定性評価「定量評価」のアウトプットから、ポイントとなる観点、「特徴や傾向」を分類して、それに対する深堀を行う。
例)○○システムのレビュー指摘の内訳は「記載漏れ:25%、記載内容誤り:25%、記載不足:37%、仕様間不整合:3%、誤字脱字:5%、その他:5%」となっており、「記載不足」の割合が多発しており、メンバー育成や共有事項の周知徹底に問題がある可能性があると考えられる。
その他 品質強化の取り組み

開発時は、対面による詳細設計ウォークスルーにて、設計者⇔開発者の認識共有を図る。

ソースコード/単体テストは、上級デベロッパによるレビューを必ず実施し、ソースコードの完成度/単体テストの精度を高める。